名前を聞くとインド神話の神みたいですが、マグニはれっきとした北欧神話の神で、あの雷神トールの息子なのです。

インド神話はアグニでしたね(笑)

父親と比べると圧倒的に知名度は低いのですが、ラグナログ以後の世界を導く神の一人となった重要な神です。

 

マグニ

種族:アース神族
地域:アースガルド

データが少ないマグニ。

トールの子ですから、当然アース親族でアースガルドに住んでいることに間違いはないでしょう。

 

グルファクシ

グルファクシ(FFXIV)マグニの唯一のアイテムと言える【金のたてがみ】を意味する馬グルファクシ。

オーディンの愛馬スレイプニルは世界一の駿馬と賞賛されましたが、グルファクシも名馬として知られていました。

この馬に跨った巨人フルングニルは、スレイプニルで駆けていくオーディンを追いかけたのですが、疾駆の勢いで思わず敵であるアースガルドの門をくぐり抜けてしまったというエピソードがあるほどの足の速さを誇っていた馬でした。

フルングニルを倒したトールが息子に与えたと言います。

スレイプニルに比べて知名度の低いグルファクシですが、ファイナルファンタジーXIVに登場していました。

 

怪力は父親譲り?

マグニ(バディファイト)
マグニ(バディファイト)

マグニは雷神トールを父に、巨人族の女性ヤールンサクサを母に生まれました。

父親からは有名な怪力だけでなく、性格(豪胆さ、剛勇さ)をも受け継いだようです。

その兆候は、マグニがまだ赤ちゃんの頃から既に現れていました。

ある日トールは巨人フルングニルと決闘したのですが、倒した相手の下敷きになって動けなくなってしまったのです。

トールのこんなちょっとおマヌケなところが人気の秘密なのでしょう。

なにせ巨人の体は文字通り巨体です。

アース親族がその場にいたのですが、誰一人として動かすことができなかったのです。

ところがその巨人の足をどけて、雷神トールを助け出したのはわずか生後3日だったマグニでした。

このあたり、ゆりかごに入っていながら毒蛇を絞め殺したというギリシャ神話のヘラクレスと似てますね。

赤ちゃんマグニは父を救出すると、「お父さん、ごめんなさい。僕は遅れてしまった。間に合っていたらこんな巨人なんか、僕の拳骨で殴り倒してやったのに!下敷きにしてしまってごめんなさい」と言ったそうです。

生後3日の赤ん坊のものとは思えない言葉ですよね。

まあ、神だからそこは言わない約束なんでしょうが…。

マグニの言葉に、将来有望と感じたトールは大喜びしたそうです。

嬉しさのあまり、倒した巨人フルングニルの愛馬グルファクシを褒美として息子に与えました。

このマグニは、ラグナロク後も生き残り、オーディンの息子ヴィーダル達とともに、オーディン達古の神々の世界を語り継ぎ、斃れた父の大槌ミョルニルを発見し、再び現世に還ってくると言われています。

 

エンタメ世界のマグニ

原典とも言うべき北欧神話自体では残念ながらマグニの登場はかなり少ないようです。

しかし、ゲーム作品になると、父トール以上の怪力の持ち主として登場します。

愛馬グルファクシは、元の持ち主スレイプニルより知名度が低いので、取り上げられることは滅多にないようです。

 

マグニ~名馬グルファクシを授かったトールの怪力息子~ まとめ

マグニ(神獄のヴァルハラゲート)
マグニ(神獄のヴァルハラゲート)

マグニのエピソードはとても少ない…

と言うより父親トール救出以外はないと言った方が良いでしょう。

せっかくの愛馬グルファクシの活躍もなく、もったいない気がしますね。

生後3日にして自分を救い出してくれた息子をトールは自分に似ていると、きっとかわいがっていたと思います。

そういうエピソードが少しでもあれば良かったのにと思ってしまいます。

SIYA

最後まで読んでくださってありがとうございます。
マイベスト漫画は何と言っても山岸凉子の『日出処の天子』連載初回に心臓わしづかみにされました。

「なんでなんで聖徳太子が、1万円札が、こんな妖しい美少年に!?」などと興奮しつつ毎月雑誌を購入して読みふけりました。
(当時の万札は聖徳太子だったのですよ、念のため)

もともと歴史が好きだったので、興味は日本史からシルクロード、三国志、ヨーロッパ、世界史へと展開。 その流れでギリシャ神話にもドはまりして、本やら漫画を集めたり…それが今に役立ってるのかな?と思ってます。

現在、欠かさず読んでいるのが『龍帥の翼』。 司馬遼太郎の『項羽と劉邦』は有名ですが、劉邦の軍師となった張良が主役の漫画です。 頭が切れるのに、病弱で美形という少女漫画のようなキャラですが、史実ですからね。

マニアックな人間ですが、これからもよろしくお願いします。